創業の経緯

当社代表者は「日本コカ・コーラ本社」技術本部から　デルモンテやサンキスト等の食品系世界企業を傘下に持つRJRナビスコグループで、ジンジャエールが主力の「カナダドライ　コーポレーション（202１年現在　日本コカ・コーラ社が吸収合併）」にリクルートされて、太平洋地域担当の技術責任者として、同社の新製品製造・工場設置・新製品開発等に関する　全権を執行しておりました。
　当社代表者が、同社の技術本部長（関連会社副社長等を兼任）在籍期間中に、70品目を超える日本独自の　新製品開発をして市場に送り出して、同社の発展に貢献出来た事は今も誇りに思っております。
　同社在職中に　開発設計をして　関連合弁会社（東証一部上場　株式会社パスコ等　と合弁）で実働させた「無菌充填工場」の設計と実働が　内外で注目を集めた結果、1986年に　NSDA（National Soft Drinks Association）の　選考委員会より　SSDT（Society of Soft Drinks Technologists）の　第33周年　世界飲料技術者講演会に、11名の講師の1人として講演を要請されて、米国フロリダで開催されたSSDTで講師を務めましたが、その時の他の講師の講演か関連の小会議だったかで、「今後の飲料開発は安全で美味しいだけでは無く健康予防性を持たせる方向へ向かうべきであり…安全に使える候補材料は…｣と言う当時としては全く斬新な考え方に触れた時、当社代表者の中に何故か　①血管の機能に良い関係のデルフィニジン（アントシアニン）と言う物質と、その➁高い耐熱性”とが強く印象に残りました！と言うのは飲料プラント設計者である代表にとっては飲料や食品の現在の殺菌製造方法である高温殺菌（UHST140℃30秒等）製造工程でも熱破壊されない数少ない貴重な耐熱性（600℃以上）があるDelphinidinに出会った（良いと表示せれている材料の多くは製造工程で熱破壊されて飲む時には存在しない事が多い）からです。
　この斬新な考え方と　当社代表者の出会が、美味しいだけでは無く　過去には無かった　健康予防と維持の機能を持つ　新しい発想の製品　を開発出来る原点と成る可能性が在るからでした。
　その後、イタリアの医薬用原料製造業の「インデナ社」の　責任者で副社長の　Drガルガノを訪問して、技術情報交換交渉を行って　デルフィニジン（アントシアニン）に関する多くの大学の医学者や研究者による医学専門誌等に公式に発表された論文や、デルフィニジン（アントシアニン）に関する機密の社外秘の研究資料も提供して頂く事が出来ましたので、当社で研究用の原料の直接輸入を行い、当社顧問の医学者と協力して全く新しい発想での研究開発に着手する事が出来ました。

代表取締役会長　
福岡万明 略歴